2020年2月のご報告(1)2020年2月のご報告(2)2020年2月のご報告(3)のつづき
3番池の北側のあぜ道を歩き、

↑このあぜ道の右側に3番池があります。
3番池をこちらの位置から撮影。

あぜ道から3番池の中の様子を撮影した動画です。
あぜ道の
マングローブの枝が選定され、中の様子が見やすいです。
手前の背の高い
マングローブがが2012~2013年に
植林。
奥の方は、草刈りをしてくれたおかげで、まだ小さい
マングローブが見えますね。
もう少し移動します。

あぜ道から覗き込んでみます。
右側の奥は、草刈りが終わっていてすっきり。

左側の奥は、まだ草がボーボーです。

ただいま、草刈りの真っ最中で、作業をしてくれている方の頭が見えますね。

人と比べてこの背丈!
インドネシアの草はなめてはいけませんよ~
成長も早くて、すぐに人の背丈よりも高く伸びてしまいます。
草刈り機などないので、人の手で草刈りを行います。
パランという
インドネシアではメジャーな刃物で、ナタより細くて長いですが、刃の切れ味は良くないです。
草を刈るというより、叩き切るという感じでしょうか。
2019年のクラウドファンディングの
植林が遅くなってしまったのにも、実はこのような理由があります。
こんなに草に覆われていると、
マングローブを
植林しても、苗に日光が当たらず、成長できないのです。
草刈りは大切なメンテナンスなのですが、こんなに背の高い草では本当に作業も大変で、時間がかかります。
もう少し進み、矢印の方向に進みながら撮影。

さっきのところは
マングローブが薄く
植林されていましたが、
こちらに進むにつれて、
マングローブの厚みが増してきます。



2020年2月ご報告(5)へつづく
「地球にマングローブを!!プロジェクト」とは、なにか?
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2020年2月のご報告(1)2020年2月のご報告(2)のつづき
ここは、2番池と1番池の間のあぜ道。

あぜ道の草刈りがされて、すっきりとなりました。

ちなみに前回2019年12月の時は↓こんな感じでしたよね。
このときに比べると、雑草がなくなり、
マングローブがきれいに見えるようになりました。
2019年12月のご報告(4)←でも以前の様子が見られます。
1番池の様子です。


1番池をここから撮影。


2番池から1番池を撮影した動画です。
次は3番池です。この位置から撮影。

あぜ道の
マングローブ、ここもきれいに剪定されていますね。

3番池の中の様子はこんな感じです。


池の中も、草刈りをしてすっきりしています。
2020年2月のご報告(4)へつづく
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2020年2月(1)の続き
2番池の中間くらいから撮影
植林する時に、こんな風に間をあけています。

今はメンテナンスのために、池の中の水位を下げていますが、普段はここが水の通り道になります。

アディさんは、この
マングローブ植林を自然公園にしたいと計画しており、将来的には、この池でカヌーなど楽しめるようにしたいそうです。
その時には、この
マングローブの隙間をカヌーで通れるようになるかもしれませんね。楽しみです。
これは
マングローブの支柱根と呼ばれる根っこ。

タコ足の様にクネクネと四方八方に広がっていますね。

私たちが
植林してるヒルギ科(
リゾフォラ)に見られる特徴的な形。
ちゃんと地中根もありますが、支柱根も出てきます。
支柱根というその名の通り、
マングローブの主幹を支える「支柱」の役割も果たしています。
この支柱根は、生えたての時はスポンジのように柔らかく、断面図は海綿状になっています。
それが時間が経つにつれて、「木質化」して固くなっていきます。
面白いですよね

池の中の様子を動画で見てみましょう。
池の水路部分に、枯れ木が倒れているのにお気づきでしょうか?
これは
植林した
マングローブではなく、水路に自然に生えてきたヒルギダマシ(アビセニア)という木です。
ヒルギダマシ?
植林しているヒルギ科(
リゾフォラ)と名前が似ている?と思ったでしょうか?
ヒルギダマシ。。。「…ダマシ」ってにせものっぽい名前ですが、
ヒルギダマシも
マングローブの一種です。
ですが、ちょっとここに生えてもらっては困ってしまします。
水路を塞いでしまい、水の正常な流れを阻害してしまうからです。
この
植林現場では、
シルボフィッシャリーという形での植林を行っています。
シルボフィッシャリーの詳しい説明はこちらから↓
マングローブとシルボフィッシャリーシルボフィッシャリーとは
マングローブ植林と水産養殖を一緒に行う、自然共生型の方法なのです。

マングローブの力だけで、魚やエビなどを育てて、住民の生活の糧にもなります。
今度は、2番池の手前の角から。矢印の向きに撮影しています。



2020年2月のご報告(3)へつづく
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皆様からお預かりした
マングローブ植林は
シルボフィッシャリーというモデルで
植林を行っています。
シルボフィッシャリーとは「Silviculture(造林)」と「fishery(漁業)」が組み合わされた技術で、
マングローブ植林をすることでエビや魚などの水産養殖業も支えていくという方法です。
↓図をクリックすると拡大してご覧になれます。
植林した
マングローブが葉っぱを落とし、それを分解する分解者プランクトンが発生します。
その発生したプランクトンを魚やエビが食べて育ちます。
また、
マングローブには水質浄化能力があり、池の中の水を生き物にとって快適に保ってくれます。
餌の投与を必要とせず、水質改善や抗生物質などの薬剤の投入も必要ありません。
つまり、
シルボフィッシャリーは、
マングローブのちからで自然に近い環境を作り出しているのです。
まさに「自然共生型」の方法ですね。
ここで育った魚やエビは環境負荷が低い、オーガニックなものですね!
シルボフィッシャリーでは、
マングローブを
植林・管理することで低コストで魚やエビの養殖ができるため、
資金の乏しい現地の住民の方々も、養殖業を営むことができるのです。
(育った魚やエビはすべて、現地の方々のものです。弊社の利益にはなりません。)
皆様が
植林したマングローブは現地住民の生活の糧に繋がっています。
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今回から、会報2020年6月号に載せられなかった写真をどんどんご紹介していきたいと思います。
まずは、ご報告が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
インドネシアは、今でもコロナの感染者数は増加しており、4万9千人を超えています。(6月25日時点)
最近は1日の感染者数が1000人前後の日々が続いており、
私たちも現在は、
インドネシアに入れない状況が続いております。
皆様も新しい生活様式の中での生活を送られていると思いますが、
ご自愛なさってお過ごしくださいませ。
では、2月の視察の様子からお伝えします。
まずは、2番池の奥側から視察を開始。
この位置から撮影。

管理者のアディさんが現場のメンテナンスをしてくれて、
マングローブもすっきりと、池の中も確認しやすくなっています。
(写真は全て拡大してご覧になれます。)





前回の12月のご報告の際はこんな感じでした↓ 下のリンクをクリックすると開きます。
2019年12月のご報告(2)マングローブも下草も鬱蒼と茂っていましたね。
今では
マングローブもきれいに剪定され、光も良く当たるようになっているので、今後の成長にも良さそうです。
あぜ道もこんなにすっきりして明るくなっています。
まだメンテナンスの途中なので、剪定した枝が左側に積み上げられています。
マングローブを見上げると、背はこんなにも高いんですよ。

あぜ道を歩きながらも、池の中の
マングローブを見れるのは快適ですね。
今までは、
マングローブの枝の下に潜り込んでいたので、楽になりました




この位置から撮影。

池に直角に向き合うと、池の中もマングローブがきれいに並んでいるのがわかりますね。


地球にマングローブを!!プロジェクトの初期に
植林したマングローブ。
2010年~2011年に
植林しているので、もう10年くらいになりますね。
ここは間隔を狭く
植林してる為、マングローブがシュッとまっすぐ上に伸びています。
2020年2月のご報告(2)へつづく
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