2020年2月(1)の続き
2番池の中間くらいから撮影
植林する時に、こんな風に間をあけています。

今はメンテナンスのために、池の中の水位を下げていますが、普段はここが水の通り道になります。

アディさんは、この
マングローブ植林を自然公園にしたいと計画しており、将来的には、この池でカヌーなど楽しめるようにしたいそうです。
その時には、この
マングローブの隙間をカヌーで通れるようになるかもしれませんね。楽しみです。
これは
マングローブの支柱根と呼ばれる根っこ。

タコ足の様にクネクネと四方八方に広がっていますね。

私たちが
植林してるヒルギ科(
リゾフォラ)に見られる特徴的な形。
ちゃんと地中根もありますが、支柱根も出てきます。
支柱根というその名の通り、
マングローブの主幹を支える「支柱」の役割も果たしています。
この支柱根は、生えたての時はスポンジのように柔らかく、断面図は海綿状になっています。
それが時間が経つにつれて、「木質化」して固くなっていきます。
面白いですよね

池の中の様子を動画で見てみましょう。
池の水路部分に、枯れ木が倒れているのにお気づきでしょうか?
これは
植林した
マングローブではなく、水路に自然に生えてきたヒルギダマシ(アビセニア)という木です。
ヒルギダマシ?
植林しているヒルギ科(
リゾフォラ)と名前が似ている?と思ったでしょうか?
ヒルギダマシ。。。「…ダマシ」ってにせものっぽい名前ですが、
ヒルギダマシも
マングローブの一種です。
ですが、ちょっとここに生えてもらっては困ってしまします。
水路を塞いでしまい、水の正常な流れを阻害してしまうからです。
この
植林現場では、
シルボフィッシャリーという形での植林を行っています。
シルボフィッシャリーの詳しい説明はこちらから↓
マングローブとシルボフィッシャリーシルボフィッシャリーとは
マングローブ植林と水産養殖を一緒に行う、自然共生型の方法なのです。

マングローブの力だけで、魚やエビなどを育てて、住民の生活の糧にもなります。
今度は、2番池の手前の角から。矢印の向きに撮影しています。



2020年2月のご報告(3)へつづく
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