地球にマングローブを!!プロジェクト~子どもたちに贈る未来の地球~

未来の子どもたちに美しい地球を残すために、インドネシアでマングローブ植林を行っていきます!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

マングローブと共に生きるという考え方2~シルボフィッシャリー

前回の記事≫≫『マングローブと共に生きるという考え方1~マングローブか、住民の生活か~



『シルボフィッシャリー』とは、

『シルビ=森』『フィッシャリー=水産養殖業』を合わせた言葉で、森と水産養殖の共生という意味です。

つまり、マングローブ とエビの共生ということです。

放棄されたエビ養殖にマングローブの森を回復させたい!

しかし、マングローブを植林するだけでは、地元住民の人々が生活が出来ない・・・。

そこで、森と水産養殖の両立!



マングローブを共に生きるという考え方2~シルボ・フィッシャリー~



この図は、目指すシルボ・フィッシャリーの形です

池の中心部分の土を盛り上げそこにマングローブを植林する。

普段は水をたくさん入れておくので、マングローブを植えている盛り土の上も浸水しています。

そこにエビが入り込んで、住み家とします。

マングローブが葉っぱを落とし、プランクトンがそれを分解するために発生します。

エビは、餌を与えなくても、そのプランクトンを食べながら成長します。

また、マングローブは、水質や・土壌も浄化してくれるため、薬品等の投与も必要ありません。

その周囲に水路を作っておいて、エビ収穫の時には、

池の水を抜き水位を下げ、水路の方に出てきたエビを収穫します

地元住民の方々の生活の糧を作りながら、森を作り、育て、守っていく

これこそ、私たちが目指している マングローブと共に生きる という考え方です



「地球にマングローブを!!プロジェクト」とは、なにか?
設立までの経緯などは、TOPページをご覧ください。

                  TOPページ
                                                  offsetマーク


スポンサーサイト
  1. 2011/08/26(金) 12:06:45|
  2. ☆近況のご報告☆|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

マングローブと共に生きるという考え方1~マングローブか、住民の生活か~

前回の記事≫≫『日本人とマングローブ ~南洋備長炭 編~』

インドネシアは

赤道直下の熱帯地域であること、

群島国で周りを海に囲まれた土地ということ

そんな条件もあって、世界で一番マングローブの森 がある国です。

しかし

数十年前までインドネシア国内に450万haあったマングローブの森も、今では約半数の250万haまで激減しています。

このマングローブ林が激減した主な原因は、エビ養殖場の開発です。

(詳しくは「日本人とマングローブ ~エビ編~」をご覧ください。)


もともと、東南アジアの国々では、粗放養殖が行われて来ました。

粗放養殖とは、養殖とは云うものの、自然の中で、飼料や薬品などは一切与えず、のびのびと成長します

マングローブが落とす葉を分解するためにプランクトンが発生。

エビはそのプランクトンを食べて成長。

マングローブが水質や土壌をキレイにしてくれ、また、網を挟んで海の水と繋がっているため、病気もありません。

長~い間、この粗放養殖が行われてきました。


そんな中に、先進国が新しい技術を持ち込みました

生産効率を上げるための、集約型養殖です。

集約型養殖は、まず、マングローブ林を切り開いて大規模な養殖池を作ります。

マングローブと共に生きるという考え方1~マングローブか、住民の生活か~2
↑↑↑マングローブを全て伐採排除して開発されたエビ養殖場


そこに大量の稚エビ(稚苗)を入れて、

飼料と投入

病気にならないように抗生物質などの薬品の投与

水のpHを調整するための石灰の投入・・・

このような方法では、5年ほどでエビ池は使えない状態になってしまいます。

エビが養殖できなくなると、住民は生活に困ります。

そのため、使えなくなった池を捨てて、

マングローブを切り開き、新しい池を作ります。

それの繰り返しで、マングローブの伐採とエビ養殖池の放棄がどんどん進んでいきました。

今、インドネシアの北側海岸には、エビ養殖場がずーっと続いています。

マングローブと共に生きるという考え方1~マングローブか、住民の生活か~1
↑↑↑これはジャカルタから北東の部分の海岸です。
   タイル状に並んでいるものは全てエビ養殖場です。



住民はエビが取れなくなり、生活に困るとやむおえず、マングローブを伐採します。

マングローブを守るためには、住民の生活を守っていかなければならないのです。

どうすれば、自然を守りながら住民の生活の糧を維持していけるのか。

その方法が、『シルボフィッシャリー』 なのです。


マングローブを共に生きるという考え方2~シルボフィッシャリーへ続く

  1. 2011/08/04(木) 11:26:01|
  2. ☆近況のご報告☆|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

| ホーム |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。