こんにちは。
ご報告が遅くなりましたが、11月9日に
地球にマングローブを!!プロジェクトの第1期植林地へ視察に行って参りました~



植林作業が完了したのは10月中でしたが、潮の干満の都合で視察は11月9日に行いました
本当はこの時期、オオバヒルギの熟した種を集めるのは大変なことだったんです・・・



(オオバヒルギの種が熟すのには、時期があるんです・・・)
10月に植林すると皆さんにお伝えしていたので、
ダップル・ティガ村の村長になんとか頑張って頂きました~(冷汗)
そして、無事に6,700本のオオバヒルギの植林を完了いたしました~




植林地視察は11月9日の16時から行いました

ダップル・ティガ村長のダルウィスさんのお宅から、ポンポン船で植林地に向かいました。
しかし、まだ、16時の時点では、まだ潮場引いてなくて・・・

植林地には到着したものの、潮が引いていないから植林したオオバヒルギは、まだ海の中・・・・
このバタムでも、1ヵ月に2回潮が引きます(大潮の前後)
この日は、潮が引き始めるのが夕方で・・・・
潮が引くまで、舟の上で待機・・と思っていたら、
ダルウィス村長の息子アドリィくんが海に飛び込み、舟を引っ張り始めた

「まだ、潮が引いていないから舟にあがっておいで!
潮が引くまでは視察はできないから!」
とアドリィくんに言うものの、彼は聞こうともせず、舟を引っ張っていく。
彼は、マングローブが大好きだから、潮が引くまで待っていられないのだろうなぁ(笑)



ダップル・ティガ村の干潟には、他にも2008年の春から始めた弊社のマングローブ植林地があって、
ダルウィス村長とは、それからずっとのお付き合いなんです

植林作業や視察を一緒に行っているのだが、その時にいつも欠かさずついてくるのが、アドリィくん。
最初は物珍しさでついてきていたんだろうけど、今では、自分から積極的に同行する熱心ぶり




頼もしい限りです~

それから、待つこと1時間ほど・・・・、
ようやくオオバヒルギちゃんの姿がチラホラ見えてきました





潮が引き始めると早いもので、どんどんオオバヒルギちゃんが海の中から顔を出してきます

オオバヒルギを1本抜いて、根っこの様子を観察


種を持っているのが、ダルウィス村長。
オオバヒルギの種を上下逆さまに持っています。
オオバヒルギの先の方に、白いブツブツとしたものが見えますか
これが、根っこで~す

この白いブツブツが伸びてきて、立派な根っこになるんですよ

今は、植林してから約2週間。
まだ葉っぱは出ていないけど、根っこの方ではもう成長が始まっています
見えないところで頑張ってるんだね~

潮がどんどんひいて、オオバヒルギが見え始めてるにつれて・・・
日がどんどん傾き始めてしまい・・・


(そのせいで、写真が全部暗めで、すみません。)
日が落ちるのが早いか、潮が引くのが早いか・・・・と心配しながら、
潮が早く引きますように

と祈りながら、視察。




視察途中で、
タツノオトシゴを発見


インドネシア語では、
kuda laut(クダ ラウッ)と言います。
意味は、
『海の馬』です。
捕まえると、村長の指にしっかり尻尾を絡めて、直立不動

かわいいなぁ・・・

結局、私たちの祈りとは裏腹に、日が落ちる方が早かった・・・

そのため、植林したオオバヒルギ全ての姿を確認することはできませんでした・・・・
すみません。。。
しかし、次回の視察では、必ず!!オオバヒルギの姿をお目にかけます
「地球にマングローブを!!プロジェクト」とは、なにか?
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今日は、
地球にマングローブを!!プロジェクト
~子どもたちに贈る未来の地球~プロジェクトに第1期植林分の植林現場を発表させて頂きます



第1期 プロジェクト植林地は、
インドネシア共和国リアウ諸島州
バタム市 ガラン島 ダップル・ティガ村沖干潟
です。
Google Earthから画像を拝借して、見てみますと。。。
これがバタムの地図です↓
Pulau Batamとは、、インドネシア語で「バタム島」という意味です。
シンガポールから南に約20kmの位置にあります。

バタム市は、このバタム島・レンパン島・ガラン島を主体とした島々で成り立っています。
そのバタム市ガラン島の地図がこちら↓

そしてガラン島北部をアップにした地図がこちら↓
地球にマングローブを!!プロジェクト
~子どもたちに贈る未来の地球~ 植林地と、示してあるのが、プロジェクト植林地です!
北緯 0°47′16.13″
東経 104°12′39.09″すでに、この植林地で植林作業が開始されており、現在、順調にマングローブの植林が進んでいるところです



今回、第1期の植林では、
法人メンバーA、法人メンバーBの会員様からお預かりした
合計6,700本の
マングローブを植林しているところです


植林しているマングローブの樹種は、日本名で
オオバヒルギと呼ばれる種類です。
学術名は、
Rhizophora mucronata です。
プロジェクト植林の実際の作業に関わってくれているのは、
プロジェクト植林地の近くにある
ダップル・ティガ村の住民の方々


ダップル・ティガ村長のダルウィスさんをマングローブ植林責任者として、作業を進めています。
6,700本の植林が完了したところで、現場の視察に行って、ご報告させて頂きます


次の回では、植林作業に携わってくれている方々も紹介していきたいと思っております


それでは、また次回をお楽しみに!!
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